危機の時代 in a time of crisis 2004 1 17
かつて、はるか昔に、中東の地で、
多くの人が、過ちのなかに、生きた時がありました。
ある者は、戦いに明け暮れ、
ある者は、享楽のままに生き、
ある者は、快楽のままに生きた。
多くの者が、信仰を忘れて生きたのです。
このような生活は、神と正反対の生き方なのです。
神と正反対の者を、何と呼ぶのでしょうか。
そして、その結果は、誰もが知っている物語となっています。
さて、現代。
世界の人口は、60億人を超えました。
これだけの人口が、世界を埋め尽くす時に、
そこに、人類の進歩と調和が生まれ、
偉大な文明ができる可能性がありました。
しかし、現代人の多くも、
ある者は、戦いに明け暮れ、
ある者は、享楽のままに生き、
ある者は、快楽のままに生きている。
やはり、神と正反対の生き方をしているのです。
これは、大いなる危機の時代と言えるでしょう。
かつては、このようなことは、中東の一部の地域だけだったのです。
ところが、今は、これが、全世界に広がっています。
もう一度、原点に戻るべきです。
人が、この世に生まれてくるのは、学ぶためなのです。
一人では、学ぶことができないから、
多くの人が、助け合う必要があるのです。
太平洋の孤島に、一人で生きる時に、
学ぶこともできなければ、助け合うこともできません。
しかし、二人になった時に、
学ぶことも、助け合うこともできます。